ゴルフシューズの弊害解説、第2回です。
前回は、ゴルフシューズとケガの原因についての解説をしました。
→ラウンドで足腰に異常が出る人は、ゴルフシューズが合っていないかもしれない?
今回は、ゴルフシューズと飛距離アップ(飛距離ロス)についての解説です。
【身体の使い方】を身に付ければ、下半身から大きなパワーが生まれるようになる
当サイトで解説している
正しいゴルフスイングを身に付けたら、下半身から大きなパワーが生み出されるようになります。
それは、飛距離に直結します。
にもかかわらず、飛距離がいまいち伸びていない・・・。
もし、あなたがそう感じているのなら、ゴルフシューズに問題があるかもしれません。
ゴルフシューズはとても大切な道具です
ゴルフシューズ選びにこだわりを持っていない人はとても多いと感じます。
ゴルフクラブ選びには、時間と知識を費やしてもゴルフシューズ選びには無頓着。
ゴルフシューズはゴルフのパフォーマンス向上に役立つし、ケガの予防の効果もあります。
そして、あなたの足に合っていないゴルフシューズの場合、飛距離を大幅にロスしていることも考えられます。
下半身の大きな動きを支えているのは、ゴルフシューズなのですから。
ゴルフシューズは【身体の使い方の基本】を支えてくれる
あなたの足に合ったゴルフシューズは、当サイトで解説してきた【身体の使い方の基本】をしっかり支えてくれます。
特に、股関節の使い方の基本を身に付けた段階で、あなたの下半身の動きは大きな力を発揮するようになっています。
下半身の動きを支えてくれる唯一の道具はゴルフシューズです。
ゴルフシューズのサイズが大きいと、力のロスにつながる
ゴルフシューズのサイズが大き過ぎると、下半身の動きを制限してしまう
ゴルフに限らず、スポーツ用のシューズは少し大きめを履くことが望まれます。
しかし、サイズが大き過ぎるとシューズの中で足がズレることがあります。
これでは、しっかり下半身を踏ん張ることができません。
無意識のうちに下半身の動きを制限している場合が多いです。
股関節の動きの基本を身に付けているのに、それを最大限に発揮できないのが勿体無いといえます。
ほんのわずかな足のズレでも、大きな力のロスにつながります。
足がズレると、まともにボールは打てません。
足がズレないようにスイングすれば、飛距離のロスにつながってしまいます。
ゴルフシューズのサイズが小さいと、踏ん張ることすらできなくなる
ゴルフシューズのサイズが小さい場合、おそらくしっかり踏ん張ることすらできないはずです。
しっかり踏ん張ると、痛みがともないます。
痛みが出ない場合でも、サイズが小さいシューズでは下半身の大きな力を支えることは出来ません。
下半身(股関節)の動きは、練習とともに大きくなっていきます。
小さいシューズで練習していると、下半身の動きの成長を阻害してしまう可能性があります。
古くなったゴルフシューズはアッパーが伸びてしまい、下半身の踏ん張りが効かなくなる
古くなったゴルフシューズは、アッパー部分が伸びてしまっているかもしれません。
足の甲の部分が、シューズのアッパー部分でしっかりホールドされていることが大切です。
アッパー部分は、少しづつ伸びてしまうものなので気が付かないことが多いです。
足がズレないように、下半身の動きが小さくなっていませんか?
新品のゴルフシューズを試着してみて、違いが大きいと感じたら買い替えを検討してみてはいかがでしょうか?
ゴルフシューズ買い替えの目安は5年。
ゴルフショップの店員さんの話と、私自身の経験を参考にしました。
使用頻度にもよりますが、「5年」がゴルフシューズ買い替えの1つの目安と言えるようです。
ゴルフシューズは丈夫にできているので、基本的には長持ちします。
しかし、5年を過ぎたくらいからクッション性・ホールド性が失われていき、シューズ本来の性能が機能しなくなってしまいます。
シューズの寿命は、穴があいたり破れたりした時ではありません。
あなたの足と下半身の動きをサポートできなくなった時が寿命なのです。
ゴルフシューズの弊害解説、第3回。
傾斜地でのミスショット・不安定なスイングが生まれる原因についての解説です。
パワーポジションが取れていれば、傾斜地でもしっかりスイングできるはず。
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