【ホットリスト2022】ウェッジ部門のおすすめを分かりやすく紹介

2022年5月24日2022年9月15日

米国「Golf Digest」誌から2022年版のホットリストが発表されました。

本記事ではホットリスト2022年版【ウェッジ部門】で金賞・銀賞を受賞したクラブを紹介します。

【ウェッジ】

※英語表記は【WEDGES】です

※「日本版ホットリスト」は2019年以降は発表されなくなりました。

本記事は、米国版の「ホットリスト」をまとめています。

クラブの新規購入・買い替えで悩まれている方は【金賞を受賞したクラブ】をオススメします。

【銀賞を受賞したクラブ】は、比較的「入門モデル」「初心者向けモデル」です。

クラブの新規購入・買い替えで悩まれている方は、【金賞を受賞したクラブ】をオススメします。

ホットリスト2022の評価基準について

評価項目

４つの項目で評価します。

また、項目ごとに評価比率が異なります。

パフォーマンス（PERFORMANCE）
評価比率：４５％
実際にボールを打ったときの、飛距離・方向性・スピン量などを評価
革新性（INNOVATION）
評価比率：３０％
カスタムフィッティングを含む、クラブの技術革新を評価
打感（FEEL）
評価比率：２０％
インパクト前後における感触を評価
ニーズ（DEMAND）
評価比率：５％
商品に対する関心や評判を相対的に評価

各項目ごとに100点満点で評価

97～100：★★★★★
88～96：★★★★
70～87：★★★
51～69：★★
50以下：★

パフォーマンスと革新性（合わせて75%）が主な評価対象となります。

例えば、評価比率５％のニーズの項目が低い点数であっても、総合評価には大きな影響はないと言えます。

【ウェッジ部門】受賞14モデル徹底比較

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【ウェッジ部門】金賞8モデル

金賞①CALLAWAY
JAWS MD5/FULL TOE

パフォーマンス
革新性
打感・音・ルックス
ニーズ

37Vグループ×マイクロフィーチャー×ノーメッキ
溝の彫り方を鈍角にデザインし、エッジを鋭くした「37Vグループ」。その溝をノーメッキにすることで、さらにエッジをシャープにし、フルショットはもちろん、スイングスピードを抑えたアプローチショットでも安定したスピンを実現。

フェース面の微細な溝（マイクロフィーチャー）に一工夫が施されている
フェース面に微細な溝（マイクロフィーチャー）を施しています。さらに、その溝の角度を斜め20°にすることで、フェースを開いたショットでターゲットに対してスクエアに近くなり、しっかりとしたスピンを効かせることができます。

フェース面はノーメッキ、フェース以外はメッキ仕様
ヘッド全体をノーメッキにはせず、フェース面以外にはメッキ処理を施しています。これにより、ヒール・ソールなどは鈵を抑制し、高級感と耐久性を実現。

タングステンの効いた、絶妙なウエイトバランス
タングステン・ウエイトをトウ側に配置。フェースを開いて打つさいに重心がセンターに近い位置となり、フェーストウ側で打ってもヘッドのブレが軽減され、安定したアプローチショットが可能になります。
それぞれのロフトに合ったヘッド上部の肉厚やホーゼル長にデザインすることで、最適な重心位置に設計されています。
やさしさと振りやすさを追求しつつ、ツアーレベルのパフォーマンスを発揮します。

多彩なソールでどんなショットにも対応
それぞれの個性に合ったソール形状から、スタイルに合ったソールを選び、狙い通りのショットでベストスコア更新へ

名称	性能
Z GRIND	ワイドなソールで、トレーリングエッジ側だけでなく、リーディングエッジ側もわずかに面取りされた、いわば2段構えのバウンスとなっている。ツアープレイヤーのフィードバックから生まれたグラインドで、Cグラインドの要素もありつつ、芝に刺さりにくく、芝に滑って抜けやすいやさしいソールとなっています。バウンス角：8°
S GRIND	様々なコンディションに対応できるスタンダードなグラインド。適度な幅のソールは、後方をリボン状に削り、リーディングエッジを緩やかにすることでライを選ばないオールラウンドなモデル。バウンス角：10°
X GRIND	接地面を狭くすることで、フェースを開いたショットの自由度を高めたグラインド。面取りされたリーディングエッジがダフり軽減を導きます。打ち込むタイプのショットメーカーに最適なモデル。バウンス角：12°
W GRIND	ワイドなソールで、やさしさを実感できるグラインド。わずかに面取りされたリーディングエッジがスムーズなコンタクトを実現。ダフりを軽減するモデル。バウンス角：12°

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モデル	Z GRIND	S GRIND	X GRIND	W GRIND
プレイヤータイプ	グリーン周りでフェースを開いてアプローチしたい人向け	フェースをスクエアにしてショットするのが好みの人向け	ダウンブローに打ち込んだり、インテンショナルなショットを打ちたい人向け	やさしさを求める人向け
スイングタイプ	レベルブロー	レベルブロー	ダウンブロー	ダウンブロー
グラウンドコンディション	硬め～普通	硬め～ソフト	普通～ソフト	ソフト～ウェット
ロフト角	58，60	48，50，52，54，56，58，60	58，60	50，52，54，56，58，60

キャロウェイ (Callaway)　MD5 JAWS　ウェッジ

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キャロウェイ(Callaway)

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金賞②CLEVELAND
CBX ZIPCORE/FULL FACE

パフォーマンス
革新性
打感・音・ルックス
ニーズ

クリーブランド　CBX ZIPCORE（ジップコア）　ウェッジ

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金賞③CLEVELAND
RTX ZIPCORE/FULL FACE

パフォーマンス
革新性
打感・音・ルックス
ニーズ

「ZIPCORE」テクノロジーにより、ボール初速・スピン量が安定。思い通りのコントロール性能を実現

打点位置と重心位置を近づけたことで、安定したボールスピード、スピンを実現。打感も向上
ネック部に軽比重のセラミックピンをインサートし、余剰重量をトウ側へ配置することでユーザーの打点位置に近い重心位置を実現。ボールの初速、スピン量が安定するとともに打感も向上。思い通りのコントロールショットを打つことができます。

強烈なスピンを生み出す、高精度の溝設計
RTX史上もっとも深い溝にすることで、ラフやWET時などの悪条件でのスピン性能が向上。さらに溝の本数を増やすことでスピン量が増大し、優れたコントロール性能を発揮します。

名称	①	②	③
シャフト	ダイナミックゴールドシャフト（NEWデザイン）	N.S.PRO 950GH スチールシャフト	N.S.PRO MODUS³ TOUR120 スチールシャフト
グリップ	ツアーベルベットフルラバーグリップ（バックラインなし）＜51.5g/口径58＞	ツアーベルベットフルラバーグリップ（バックラインなし）＜49.5g/口径60＞	ツアーベルベットフルラバーグリップ（バックラインなし）＜51.5g/口径58＞

バリエーション	①	②	③
硬度	X100、S200	Ｓ、Ｒ	X、S
調子	X100：手元 S200：手元	Ｓ：中Ｒ：中	X：中手元 S：中手元
重さ	X100：120ｇ S200：119ｇ	Ｓ：96ｇＲ：93ｇ	X：110ｇ S：106ｇ
トルク	X100：1.2 S200：1.2	Ｓ：2.0 Ｒ：2.3	X：1.6 S：1.7

ヘッド素材	軟鉄
ヘッド製法	ロストワックス精密鋳造+フェースレーザーミーリング加工
仕上げ	ツアーサテン仕上げ/ブラックサテン仕上げ

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ロフト角（度）	46	48	50	52	54	56	58	60
グラインド	Mid	Mid	Mid	Mid	Mid/Full	Low/Mid/Full	Low/Mid/Full	Low/Mid/Full
バウンス角	10	10	10	10	10/12	6/10/12	6/10/12	6/10/12
ライ角	64	64	64	64	64	64	64	64
フェースプログレッション（ｍｍ）	5.1	5.1	5.6	5.6	6.1	6.1	7.1	7.1
クラブの長さ（インチ）	①③：35.25 ②：35.5	①③：35.25 ②：35.5	①③：35.125 ②：35.375	①③：35.125 ②：35.375	①③：35 ②：35.25	①③：35 ②：35.25	①②③：35	①②③：35
バランス	D2	D2	D3	D3	D4	D4	D5	D5
クラブの重さ（ｇ）	①S200：469ｇ ②S：443ｇ ③S：456ｇ	①S200：472ｇ ②S：446ｇ ③S：459ｇ	①S200：472ｇ ②S：446ｇ ③S：459ｇ	①S200：472ｇ ②S：446ｇ ③S：459ｇ	①S200：475ｇ ②S：449ｇ ③S：462ｇ	①S200：475ｇ ②S：449ｇ ③S：462ｇ	①S200：478ｇ ②S：452ｇ ③S：465ｇ	①S200：478ｇ ②S：452ｇ ③S：465ｇ

クリーブランド　RTX ZIPCORE FULL-FACE TOUR SATIN　WEDGE

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クリーブランドゴルフ(Cleveland GOLF)

金賞④MIZUNO
T22

パフォーマンス
革新性
打感・音・ルックス
ニーズ

銅メッキ
わずかな差ではありますが、打感がやわらかくなり、フェース面でのボールの接触時間が通常より長く感じられます。

グレインフローフォージHD
一本の丸棒をフェースからネックまで一体成型するミズノ独自の鍛造製法。
打感の生命線とも言える鍛流線（金属組織の流れ）をヘッド内部で途切れさせずに、打球部に鍛流線を密集させることで、打球音を長く響かせてくれます。この長く響く打球音によって、ミズノならではの心地良い打感を体感できます。

NEWハイドロフローマイクログループ
新ロフト別設計。ボールとフェースの間に入り込む雨や露を排水し、ウェット時でも高いスピン性能を発揮します。

「サテン仕上げ」と「デニムカッパー仕上げ」
銅メッキの存在感を視覚からも感じる、新しい表面処理「デニムカッパー」。熟練のクラフトマンの手で、1本1本、手作業で研磨しています。使い込むほど所有者たちの”味”が出る仕上げとなっています。