ゴルフシューズの弊害解説、第3回。
前回は、ゴルフシューズと飛距離ロスについての解説でした。
→ゴルフシューズ選びで飛距離アップ!あなたは飛距離を損しているかもしれない
今回は、傾斜地でのミスショットとゴルフシューズの関係についての解説です。
【身体の使い方の基本】は傾斜地でも同じ
当サイトで解説している
これを実践しているにもかかわらず、傾斜地でのスイングが安定しない・・・。
もし、あなたがそう感じているのなら、ゴルフシューズに問題があるかもしれません。
傾斜地でのショットは、パワーポジションを取ることが基本
傾斜地でスイングを安定させるためには、パワーポジションをしっかり取ることが基本です。
→【アドレスの基本 #3】パワーポジションって知っていますか?
パワーポジションさえしっかり取れていれば、傾斜地のスイングも乱れることはありません。
もしパワーポジションが取れているのにもかかわらず、ミスショットが多いのであればゴルフシューズに問題があるかもしれません。
ゴルフシューズのサイズが大きいと、傾斜地での踏ん張りが効かない
傾斜地でアドレスを取ると、シューズの前後左右に大きく偏った力がかかります。
サイズが大きいシューズだと、足がズレてしまい踏ん張ることができなくなります。
足がズレないようにアドレスを取ると、今度は踏ん張りが足りずミスショットの原因になります。
・パワーポジションを取って踏ん張ると、足がズレてアドレスが取れない
・足がズレないようにアドレスを取ると、踏ん張りが足りずミスショットに
サイズが大き過ぎるゴルフシューズだと、傾斜地で大きな弊害となって現れます。
ゴルフシューズの機能が低くても、踏ん張る力を支えきれない
値段だけを基準にゴルフシューズを購入した場合、シューズの機能が低くて必要な機能を満たしていない場合があります。
・かかとはしっかりホールドされているか
・アウトソール、インソールは十分な機能を有しているか
・足の甲を中心に、全体をしっかり固定できているか
かかと周りのホールドが不十分な場合、傾斜地ではシューズが脱げそうになります。
またインソール、アウトソールの機能が不十分だと傾斜地での踏ん張る力が不足してしまいます。
足全体を固定出来ていないと、シューズの中で足がずれてしまいます。
シューズの機能は、そのままゴルフのパフォーマンスに直結します。
あなたのゴルフシューズが、必要とされる機能を満たしているか確認をオススメします。
ゴルフシューズは初心者こそ、慎重に選んで欲しい
初心者に対して、機能が低い(値段が安い)ゴルフシューズを勧める人がいますが、私は反対です。
初心者こそ、機能が十分備わったゴルフシューズを履いて練習するべきです。
下半身の踏ん張りがまだまだ不十分な初心者に対して、機能が低いゴルフシューズを勧めることはケガの原因にもなります。
ゴルフはどうしてもお金が掛かるスポーツなので、節約出来るところは節約するべきです。
しかし、安物のゴルフシューズは上達の妨げになることだってあります。
ゴルフシューズ選びは、ゴルフクラブと同じくらい慎重に!
→テニス歴20年の私が、ゴルフシューズの選び方・試着方法を解説します
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