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ゴルフスイング【手首の使い方の基本 #1】ヒンジとコックの2通りの動きがある

手首の使い方の基本 ヒンジとコック

今回から、【手首の使い方の基本】の解説となります。

※「股関節」「背骨」「肩甲骨」「腕」を先に読むことをお勧めします。

【股関節の使い方の基本 #1】
【背骨の使い方の基本 #1】
【肩甲骨の使い方の基本 #1】
【腕の使い方の基本 #1】
【肘の使い方の基本】

手首の使い方の基本は、非常にデリケートな解説だと思っています。

雑誌・動画の解説で、言ってる事がバラバラなのが手首の使い方です。

つまり、個人によって感覚に大きな違いがあるのが手首の使い方と言えます。

まずは、【手首の使い方の基本】を理解して自分の感覚にすり合わせてください。

手首の使い方とは

  • 手首の動きは、コックとヒンジの2種類
  • ノーコック打法でも、コックの動きは必ず使う
  • 手首の動きを意識し過ぎないことが鉄則

手首の動きを身につけるには、ストレッチ・筋トレで前腕の筋肉に刺激を与えることが近道になります。

【1日30分/週1回】自宅でできるゴルフの為の腕・肩まわりトレーニング
【ゴルフの為のストレッチ#3】肩・腕・肘まわりの筋肉をほぐす

目次

ゴルフスイングにおける手首の使い方は「コック」「ヒンジ」の2通り

手首のとう屈運動=コックの動き

手首のとう屈運動。コックと言われている動き。

一般的に、ゴルフスイングで指摘される手首の動きはコックの動きです。

手首の「とう屈」運動です。

親指側に曲げる動きをコックを言いますが、この動きだけを意識するゴルファーが多いのも事実です。

右手首の背屈運動=手の甲側に曲げるヒンジの動き

手首の背屈(伸展)運動。ヒンジと言われている動き。

もう1つ、ゴルフスイングで使う手首の動きが「ヒンジ」です。

ヒンジの動きには、「背屈」と「掌屈」があります。

右手首のヒンジの動きは、背屈の動きです。

初心者にとって右手首のヒンジの動きは非常に重要です。

あまり解説されていない動きですが、トップからインパクトゾーンで大活躍する動きになります。

ゴルフスイング【手首の使い方の基本 #2】右手首のヒンジの動かし方

手首の掌屈運動=手のひら側に曲げるヒンジの動き

左手首の掌屈
左手首は掌屈の動きを必ず入れる

左手首のヒンジの動きは、「掌屈」の動きです。

左手首の掌屈の動きは、トップからインパクトまでのどこかのタイミングで入れます。

この動きが無いと、フェースが開いてインパクトしてしまいスライスの原因になります。

ゴルフスイング【手首の使い方の基本 #3】左手首を掌屈させるタイミング

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ゴルフスイングは、「コック」「ヒンジ」の動きが混ざっている

トップの位置での手首。

とにかく「コック」の動きだけが取り上げられることが多いですが、ゴルフスイングは「コック」「ヒンジ」両方の動きが混ざっています。

そして、どちらの動きが重要かと言えば「ヒンジ」の動きです。

  • 右手首:背屈の動き
  • 左手首:掌屈の動き

トップからインパクトにかけて「ヒンジ」の動きが大切になってきます。

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ゴルフスイングで、手首は必ず使う

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ゴルフスイングで手首を使うな!?

スイングで「手首は使うな!」という指導者がたまにいます。

しかし、ゴルフスイングにおいて、手首は必ず使います。

では、なぜ「手首は使うな!」という発言になるのか?

考えられる理由としては、

・スイング中に手首の動きを全く意識していない(無意識に使っている)から。

・手首が余計な動きをすることを防止するため。

・本当に手首は使わないと勘違いしている(?)

理由はいろいろ考えられますが、ゴルフスイングで手首は必ず使います。

ノーコック打法も、コックは使っている

ジョン・ラーム選手のバックスイング

「ノーコック打法」と呼ばれている打ち方があります。

バックスイングでコックを使わない動きのことを指します。

しかし、ゴルフスイングにおいて手首のコックの動きは必ず使います。

手首をコックさせる動きが早いか、遅いかの違いです。

ノーコック打法という「言い方」に惑わされないようにしてください。

トップでは、コックの動きが入っている
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手首をこねたらダメ! これは正解です。

手首をこねる動き
手首をこねる動き

ゴルフスイングにおいて、手首を「こねる」動きは厳禁です。

手首を「こねる」とはどういう動きのことかというと、手首の間違った動かし方とも言えます。

具体的には

・トップの位置で、左手首の背屈(伸展)の動き

・インパクトゾーンで、右手首の掌屈(屈曲)の動き

スイング中で、手首が間違った動きをしてしまいがちなのがこの2つの動きです。

更に、意識の問題もあります。

・手首の動きで、クラブをコントロールしようとする意識

これも、間違った動きにつながる可能性が大きいです。

この意識が、手首を「こねる」動きにつなげてしまいます。

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手首の動きは意識し過ぎないことが鉄則

【手首の使い方の基本】の解説で、強く意識して欲しいことがあります。

それは、手首の動きを意識し過ぎないことです。

ゴルフスイングにおける【身体の使い方】の全てに当てはまることですが、

意識する順番は、股関節>背骨>肩甲骨>腕>肘>手首の順番です。

手首の動きばかりを気にしていると、スイング全体が崩れてしまいますので注意してください。

手首の動きを身につけるには、ストレッチ・筋トレで前腕の筋肉に刺激を与えることが近道になります。

【1日30分/週1回】自宅でできるゴルフの為の腕・肩まわりトレーニング
【ゴルフの為のストレッチ#3】肩・腕・肘まわりの筋肉をほぐす

こちらもオススメ

手首の使い方の基本、第2回。

スイング中における、右手首のヒンジの動きを解説しています。

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