4スタンス理論A2タイプのブルックス・ケプカ選手のスイング解説です。
2019年、全米プロ選手権優勝おめでとうございます!
一般的なスイング解説とは異なり、4スタンス理論のタイプ別の特徴に沿った分析になります。
A2タイプのゴルファー向けの解説となります。
ブルックス・ケプカのアドレス
ドライバーのアドレス
A2タイプのアドレスの特徴は、背中・膝・足首が一直線になること。
ブルックス・ケプカ選手は、B2タイプのアドレス(丹田と足首が一直線)に近いアドレスになっています。
※膝を曲げてアドレスをとると、Bタイプに近いアドレスになります。
アイアンのアドレス
ブルックス・ケプカ選手は、アイアンのアドレスもB2タイプに近いです。
写真は斜めからの角度ですが、ドライバーと同じく膝が前に出ていてA2タイプのアドレスとは異なると言えます。
ブルックス・ケプカのバックスイング
右膝固定の動き
Aタイプの特徴は、右膝を固定したバックスイングをとること。
ブルックス・ケプカ選手は、Aタイプの特徴である右膝固定のバックスイングをしています。
B2タイプに近いアドレスから、右膝固定のAタイプのバックスイングをするのは松山英樹選手と同じです。
トップのフェースの向きは
ブルックス・ケプカ選手は、トップでフェースを上に向けています。
ブルックス・ケプカの切り返し
フェースは上を向いたままキープ
4スタンス理論とは関係ありませんが、トップで上を向いたフェースをそのままキープして切り返しをおこなっています。
ブルックス・ケプカのインパクト
左手首と左膝
Aタイプのインパクトの特徴は、左手首が左膝(左股関節)前でむかえます。
ブルックス・ケプカ選手は、右肘の動きはBタイプに近い動きをしていますが、インパクトはAタイプの特徴が出ています。
左足はほぼベタ足のインパクト
4スタンス理論とは関係ありませんが、ブルックス・ケプカ選手はベタ足でインパクトをむかえています。
ヒップターンの動きは、左足で地面を蹴る力とお尻を引く力のバランスが取れているといえます。
ブルックス・ケプカのフィニッシュ
肩を支点に一直線の理想的なフィニッシュ
これも4スタンス理論とは関係ありませんが、ブルックス・ケプカ選手は肩を支点に身体が一直線になる理想的なフィニッシュが取れています。
ベタ足インパクトで身体が一直線になるフィニッシュは、アマチュアゴルファーにとって理想的なスイングと言えます。
同じフィニッシュを取る選手には、キャメロン・チャンプ選手などがいます。
綺麗なI字型のフォロー
パラレルタイプ(A2、B1)の特徴は、身体がまっすぐのI字型のフォローをとること。
ブルックス・ケプカ選手は、綺麗なI字型のフォローが取れています。
ブルックス・ケプカのパター
パターのアドレス
ブルックス・ケプカ選手のパターは、A2タイプの特徴が出ています。
ドライバーやアイアンはB2タイプに近いアドレスでしたが、パターは綺麗なA2タイプのアドレスです。
肘を前に出したアドレス
A2タイプのパターは、両肘を身体の側面へ寄せて腕が5角形になります。
ブルックス・ケプカ選手は、両肘を前方へ出してアドレスを取っています。
ダスティン・ジョンソン選手のパターのアドレスと似ています。
ブルックス・ケプカのスイング
ブルックス・ケプカ選手のスイングは、一部B2タイプの動きが混ざった混合型です。
アドレスは大きく膝を曲げているためB2タイプの特徴が見られますし、切り返しの右肘の動きはBタイプの動きが見られます。
左足がベタ足のインパクトで身体が一直線になるフィニッシュは、アマチュアゴルファーが参考にしたいスイングです。
再現するのは難しい動きではありますが、チャレンジする価値はあります。
ブルックス・ケプカのクラブセッティング
ドライバー テーラーメイド M5
パター スコッティキャメロン ツアー限定モデル
ブルックス・ケプカ選手のパターは、スコッティキャメロンのツアーモデルです。
非売品のため、スコッティキャメロンのお勧めパターを紹介します。
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