【4スタンス理論とは?】
ゴルフスイングはもちろん、座り方や歩き方まで、人の身体動作の特性は千差万別・人それぞれ異なります。
それら「動きの特性」を4つのタイプに分類して明確に定義付けをしたのが「4スタンス理論」です。
自分のタイプの特性を活かすことで、能力を最大限に発揮でき、過剰な負荷をかけずケガの予防に繋がります。ここにテキストを入力
「4スタンス理論」には、A1・A2・B1・B2の4つタイプに分類されます。
あなたは、4つのタイプのどれに属するのか。
参考にするプロゴルファーは誰にするべきなのか。
4スタンス理論を知っているだけで、上達のスピードが格段にアップします。
4スタンス理論の参考図書
当サイトの4スタンス理論の記事は、以下の書籍・DVDを参考にしています。
1.4スタンスゴルフ
ゴルフのための4スタンス理論DVD&書籍
2.モダン・ゴルフ
ベン・ホーガン著。Aタイプのバイブル的存在。
1957年に発行されたゴルフスイングの解説書で、発行部数は全世界で100万部を超えているベストセラーです。
現在でも、毎年5万部が売れています。
「モダン・ゴルフ」に否定的な意見を持ってる人は、ほぼ間違いなくスイングタイプがBタイプの人です。
※AタイプとBタイプは動きのメカニズムが全く異なる
グリップとアドレスの解説はAタイプ、それ以外の解説はAタイプ・Bタイプ共通で参考になる内容となっています。
「スイングプレーン」の考え方を初めて提唱した書籍でもあります。
現代のゴルフでも十分通用する内容です。
「4スタンス理論」とは?
4スタンス理論の知名度は低いが、スポーツの世界では広く浸透している
4スタンス理論を提唱しているのは、廣戸聡一さんです。
現在、廣戸さんはJOC(日本オリンピック委員会)の強化スタッフで、東京オリンピックへ向けて選手の強化・育成に携わっています。
また、日本ゴルフツアー機構(JGTO)が主催する強化合宿にも毎年参加されていて、新人・若手を対象に1週間かけて「4スタンス理論」の指導をされています。
「4スタンス理論」は、ヒトの動作特性をわかりやすく体系化しているので、ゴルフはもちろん、あらゆる競技の指導に効果を発揮しています。
また、患者を寝返りさせたり起き上がらせたりする動きにも有効なため、医療や介護の分野にも浸透を始めています。
メディア向けに大々的な宣伝活動は行っていませんので、画期的な考え方でありながら一般向けの知名度は低いです。
しかし、日本のスポーツ界には確実に広く浸透してきています。
おそらく、東京オリンピックの前後で「4スタンス理論」のブームが一気にくるのではないかと予測しています。
4スタンス理論を誤解している人が多い
「4スタンス理論」て、重心の位置が4種類あるってヤツだよね?
足の内側か外側か、つま先側かカカト側か。
【結論:違います。】
4スタンス理論は、そんな単純なものではありません。
ゴルフ界に多く存在している「○○理論」「△△メソッド」のようなごく一部の人にしかフィットしないものとも異なります。
「ヒトの動作特性を体系化」しているので、ゴルフはもちろんスポーツの枠も超えて日常生活にも応用できる万能な考え方が「4スタンス理論」です。
「レッシュ理論」「5ポイント理論」と「4スタンス理論」
「レッシュ理論」:ヒトの動作特性を分かりやすく体系化した考え方
「4スタンス理論」:「レッシュ理論」の中の1つ
レッシュ理論とは?
ヒトの身体は、誰にでも共通の特性と、個性の源とでも言うべき各々の特性を有している。更に、同じ個人であっても年齢や健康状態によって施すべきコンディショニング方法は一様ではない。という考え方。
スポーツにおける最大の特徴は、動きの「軸」について明確に体系化されていることです。
5ポイント理論とは?
これまで曖昧だった「軸」について、明確に定義し体系化されたもの。
・P1:首の根っこ
・P2:みぞおち
・P3:股関節
・P4:ヒザ
・P5:足の底
・P1サブ:肩
・P2サブ:ヒジ
・P3サブ:手首
5つ全てのポイント、もしくは特定のポイントを一直線に揃えることで「軸」がつくられます。
3つのサブポイントも、一直線に揃えると安定した動きになり効率的にパワーを発揮できます。
どのポイントをメインに使うかは、タイプによって異なります。
4スタンス理論を合理的に解説する上で欠かせないベースになる考え方です。
野球選手(大谷翔平選手)のインパクト。
長距離バッターの特徴として、メインの5つのポイントが一直線に並ぶ。
また、3つのサブポイントも一直線にならび、パワーを効率よくボールに伝えている。
4スタンス理論
「レッシュ理論」の体系の中の1つが「4スタンス理論」
ヒトの身体動作の特性は、4つのタイプに分類されます。全ての個人がそのいずれかに属し、そのタイプの特性を活かすことがもっとも自然であり、過剰な負荷も掛けずケガの危険も遠ざけることが出来る。また、各人の能力を最大限に発揮する事が出来るようにもなる。ケガに悩んだり、思うようなパフォーマンスが発揮出来ないと悩んでいる人の動きは、そもそも自分のタイプに適っていない可能性が高い。
つまり、
- ヒトは、A1・A2・B1・B2の4つのタイプのどれかに必ず属する。
- それぞれのタイプの特性を活かせば、怪我の予防・最大限の能力発揮に繋がる。
これをゴルフに当てはめると、
- ゴルフスイングも4タイプ存在する。
- グリップも、アドレスも、4タイプ。
- タイガー・ウッズの真似をしていいのは、4人に1人。
- 同じタイプの人に指導してもらうことがベスト。違うタイプの人に指導してもらうと、デメリットが多くなる。
日本ゴルフツアー機構(JGTO)も採用
2013年より、日本ゴルフツアー機構(JGTO)が主催する若手中心のプロゴルフ選手を対象にした強化合宿において、「4スタンス理論」が採用される(合宿期間は1週間)
2016年までの4年間で、延べ200名が受講し、その中からツアー優勝選手も輩出しています。
「4スタンス理論」において、自分がどのタイプなのか確認する
まずは、自分が4つのタイプのどれに属するのか確認しましょう。
自分が属するタイプの特徴を知ると、ゴルフスイングの特徴もつかみやすくなります。
また、同じタイプの人同士だと「感覚的」なアドバイスが分かり合えます。
違うタイプの人から指導を受けると、成長を阻害されたり、最悪の場合はケガにつながることもあります。
4スタンス理論の参考図書
当サイトの4スタンス理論の記事は、以下の書籍・DVDを参考にしています。
1.4スタンスゴルフ
ゴルフのための4スタンス理論DVD&書籍
2.モダン・ゴルフ
ベン・ホーガン著。Aタイプのバイブル的存在。
1957年に発行されたゴルフスイングの解説書で、発行部数は全世界で100万部を超えているベストセラーです。
現在でも、毎年5万部が売れています。
「モダン・ゴルフ」に否定的な意見を持ってる人は、ほぼ間違いなくスイングタイプがBタイプの人です。
※AタイプとBタイプは動きのメカニズムが全く異なる
グリップとアドレスの解説はAタイプ、それ以外の解説はAタイプ・Bタイプ共通で参考になる内容となっています。
「スイングプレーン」の考え方を初めて提唱した書籍でもあります。
現代のゴルフでも十分通用する内容です。
タイプ別のゴルフスイングの特徴を解説します。
→4スタンス理論A1タイプのスイング解説
→4スタンス理論A2タイプのスイング解説
→4スタンス理論B1タイプのスイング解説
→4スタンス理論B2タイプのスイング解説
これまで解説してきた4スタンス理論についてのまとめです。
自分の動きに迷ったときは、こちらの記事で確認すれば安心です。
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