ゴルフスイングにおける腹筋群の役割は「前傾姿勢のキープ」です。
【ゴルフスイングの為の筋トレ講座】
今回は、腹筋群の筋肉を鍛えるトレーニングメニューの紹介です。
効率よく筋肉を鍛えるためには【プロテイン】の摂取が必須です。
【筋トレ初心者向け】
【ダイエットゴルファー向け】
【牛乳が苦手な人(乳糖不耐症)向け】
【アスリートゴルファー向け】
筋トレゴルファーにおすすめのプロテインを、状況・体質別に紹介します。
あなたの状況・体質別にピッタリ合うプロテインを見つけてください。
腹筋を鍛えて前傾姿勢をキープする
ゴルフスイングにおける腹筋群の役割は、スイング中に前傾姿勢をキープすることです。
スイング中、下半身は大きく動きます。下半身の動きに負けないように上体の前傾姿勢をキープさせるために腹筋群の筋力が必要になります。
インパクトからフィニッシュにかけて、腹斜筋には大きな負担が掛かります。
腹斜筋を鍛えていないと、前傾姿勢をキープ出来なくなります。
特に腹斜筋・深部腹筋群が大きく影響します。
ゴルフに必要な腹筋群(お腹まわり)の筋肉
腹筋群(お腹まわり・腰まわり)の筋肉
- 腹筋群(腹直筋・腹斜筋・腹横筋)
- 深部腹筋群(大腰筋・小腰筋・腸腰筋)
- 広背筋
深部腹筋群はゴルフを含めた瞬発系のスポーツと関連性が大きく、日本人と黒人を比べると黒人の方が3倍ほど大きいと言われています。
腹筋群を鍛えるトレーニングメニュー
お腹まわりを鍛える筋トレメニューは「バイシクルクランチ」がお勧めです。
腹斜筋・腹直筋・深部腹筋群を鍛えられるメニューを厳選しました。
お腹まわりの筋トレは呼吸が大切になります。
※体を縮めるときは息を吐く。体を戻すときは息を吸う。
プランク(ウォーミングアップ)
60秒×1セット
いきなり筋トレを始める前に、ウォーミングアップをすることをお勧めします。
筋肉をあたためることによって、筋トレのパフォーマンス(筋トレの効果)が上がります。
体幹トレーニングで紹介したメニューを1つ取り入れることによって短時間で筋肉を温めることができます。
①V字クランチ
15回×3セット
腹直筋上部が鍛えられます。
V字クランチのやり方
- 仰向けに寝た姿勢を取る
- 足と上半身を起こす
- 写真の状態で1秒静止
- 頭と足は床に着けない
通常の腹筋運動(シットアップ)とは異なり、足と上半身を30度くらい上げたところで静止します。
しっかり息を吐いて1秒ほど静止します。
腹直筋を縮める意識をしっかり持って行ってください。
②ロシアンツイスト
左右15回ずつ(往復30回)×3セット
腹斜筋が鍛えられます。
ロシアンツイストのやり方
- 膝を立てて床に座る
- 両手を組んで左右の床に着ける
- なるべく両膝を付けたまま行う
地味なメニューですが、上半身をしっかり捻ることによって腹斜筋が鍛えられます。
両膝を付けた状態で行うと内転筋も鍛えられます
(写真では両膝は開いてしまっています・・・)
③レッグレイズ
15回×3セット
腹直筋・広背筋が鍛えられます。
レッグレイズのやり方
- 仰向けの状態で横になります
- 両足を伸ばしたまま挙げます
- 両足を伸ばしたままゆっくりと下ろします
- 両足は床に着けない
両足を上げるときは息を吐く、両足を下ろすときはゆっくり息を吸いながら下ろす。
④バイシクルクランチ
左右10回ずつ×3セット
腹筋トレーニングに最適なメニューは「バイシクルクランチ」です。
腹斜筋・腹直筋・深部腹筋群を鍛えられます。
【バイシクルクランチのポイント】
- 腹部をねじって膝と肘を付ける
- 膝を肘を付けた状態で1秒ほど静止する
- 足だけを動かしてしまうと太ももに効いてしまう
息を吐きながら上半身をしっかり上げる・捻ることを意識してください。
⑤リバースクランチ
10回×3セット
腹直筋・広背筋を鍛えられる
リバースクランチのやり方
- 仰向けになる
- 両足と骨盤を上げる
- 上げた状態で1秒静止
- 下ろすときは、ゆっくり
レッグレイズとは異なり、両足を一緒に骨盤も上げます。
骨盤を上げることにより、広背筋も一緒に鍛えられます。
⑥ツイスティングリバースクランチ
左右10回ずつ(往復20回)×3セット
腹直筋・腹斜筋・広背筋を鍛えられます。
ツイスティングリバースクランチのやり方
- 仰向けになる
- 両足と骨盤を上げる
- 骨盤を捻って足を下ろす
- 左右、交互に上げ下げする
- 両足は床に着けない
リバースクランチにねじりを加えたメニューです。
腹筋群を効率よく鍛えることが出来ます。
腹筋群HIIT(インターバルトレーニング)
各メニュー3セットの腹筋トレーニングに慣れてきたら、HIIT方式(インターバルトレーニング)に切り替えます。
短い休憩で6つの腹筋トレーニングメニューを行います。
- V字クランチ50秒 → 10秒休憩
- ロシアンツイスト50秒 → 10秒休憩
- レッグレイズ50秒 → 10秒休憩
- バイシクルクランチ50秒 → 10秒休憩
- リバースクランチ50秒 → 10秒休憩
- ツイスティングリバースクランチ50秒 → 10秒休憩
約6分間で効率よく腹筋を鍛えることが出来ます。
また、休憩時間が短いので心肺機能も同時に鍛えることが出来ます。
回数・セット数の目安
各メニューは1セットあたり10回~15回を目安として設定していますが、慣れないうちは出来る回数だけおこなってください。
セット数は体力・筋力アップに合わせて徐々に増やしていきます。
- 1・2週目:1セット
- 3・4週目:2セット
- 5・6週目:3セット
- 慣れてきたら:HIIT
特に1週目・2週目は体力の回復にも時間が掛かると思いますので、休息日を挟みながらでも大丈夫です。
疲れが取れていない状態でトレーニングをしても効果は半減します。
各メニュー3セットを難なくこなせるようになったらHIIT方式に切り替えます。
短時間で効率よく腹筋を鍛えることができて、心肺機能も強化されます。
スイングスピードが上がっても前傾姿勢をキープ出来るように、1日30分/週1回の腹筋トレーニングを行いましょう!
筋トレ後30分以内にプロテイン摂取
筋トレを始めると同時に筋肉の分解・再生が始まっています。
特に筋トレ後30分以内のプロテイン摂取は筋肥大の為の必須条件です。
体内で不足しているアミノ酸を補給するためにも、筋トレ後はすみやかにプロテイン摂取をおすすめします。
効率よく筋肉を鍛えるためには【プロテイン】の摂取が必須です。
【筋トレ初心者向け】
【ダイエットゴルファー向け】
【牛乳が苦手な人(乳糖不耐症)向け】
【アスリートゴルファー向け】
筋トレゴルファーにおすすめのプロテインを、状況・体質別に紹介します。
あなたの状況・体質別にピッタリ合うプロテインを見つけてください。
ゴルフの為の筋トレ講座
【基本編】
・ゴルフの為の筋トレ基礎知識
・ゴルフの為の食事と栄養
【実践編】
・【1日30分/週1回】ゴルフの為の体幹トレーニング
・【1日30分/週1回】ゴルフの為の下半身トレーニング
・【1日30分/週1回】ゴルフの為の腹筋トレーニング
・【1日30分/週1回】ゴルフの為の上半身トレーニング
・【1日30分/週1回】ゴルフの為の腕・肩まわりトレーニング
腹筋のストレッチ
筋トレ後は筋肉(股関節)の柔軟性が高くなっています。
静的ストレッチをして、お腹まわりの柔軟性を高めるチャンスです。
→【ゴルフの為のストレッチ#5】腰・骨盤まわりの筋肉をほぐす
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