今回は、ゴルフの練習前にやっておくべき動的ストレッチについての解説です。
- 軽いストレッチ
- 股関節・お尻・太ももの動的ストレッチ
- 肩甲骨・腕・肘の動的ストレッチ
- 軽い素振りで動的ストレッチ
練習で使用する筋肉に効率よく刺激を与える
軽いストレッチで身体を動かす
練習場に到着したら、まずは軽く身体を動かしましょう。
全身を軽く動かして、異常がないかの確認です。
張りがある筋肉は、念入りに動的ストレッチを行うことをお勧めします。
※急な動きは筋肉を痛める可能性があるので、避けてください。
練習前の下半身ストレッチ 股関節・お尻
まず、股関節・お尻の筋肉に刺激を与えます。
デスクワークをした後の練習だと、お尻の筋肉が固くなっていますので念入りに動かすことをお勧めします。
練習前の下半身ストレッチ 股関節・太もも・膝
まず、前傾姿勢を大きく取り、股関節を内旋させます。
右足に体重を乗せたまま、膝を上下に動かします。
これで、下半身の筋肉をまんべんなく刺激することができます。
次に、前傾姿勢をキープしたまま、左右へ軽くジャンプします。
トップからの切り返しをイメージしながら、地面を蹴る動きを再現します。
練習前の上半身ストレッチ 肩甲骨
上半身の動的ストレッチは、まず肩甲骨の外転・内転運動を行います。
首の付け根を軸にして、肩甲骨を回転させます。
これは、スイングに直結する動きなので、入念に行います。
次に、右肩甲骨だけ回転させます。
これは、トップからフィニッシュまでの動きを再現していますので、スイングのイメージを持ちながら動かしてください。
練習前の上半身ストレッチ 腕・肘・手首
写真のように両手を前に伸ばして手を合わせます。
左肘を伸ばしたまま、両腕をぐるっとひねります。
右肘は前後左右に動かして、右肩まわりの筋肉に刺激を与えます。
動的ストレッチの状態のまま、軽くスイングの動きを入れます。
ここまでやると、腕・肘・手首はもちろん肩周りの筋肉にもまんべんなく刺激を与えることができます。
クラブを使った動的ストレッチ
動的ストレッチのつもりで軽く素振りをする
素振りも動的ストレッチの1つです。
ウェッジなどの短くて重たいクラブで軽く素振りをします。
素振りのポイントは、ゆっくり軽く。
動的ストレッチで刺激を与えた筋肉を意識します。
徐々にスイングスピードを上げていく
素振りで筋肉に刺激を与えながら、徐々にスイングスピードを上げていきます。
チェックすることは、
- ゆっくり素振りしたときと同じスイングができているか
- スイングスピードを上げても、バランスは保てているか
通常のスイングスピードで素振りが出来るようになれば、動的ストレッチは終了です。
ボールを打つ場合も、軽いスイングから始める
ボールを打とうと意識すると、スイングは乱れるものです。
ボールを打ち始めるときも、軽いスイングから始めましょう。
徐々にスイングスピードを上げていけば、大きく乱れたスイングにはならないはずです。
動的ストレッチで入念にウォーミングアップ
入念な動的ストレッチは30分以上掛かる
動的ストレッチは、ウォーミングアップ(準備運動)と言えます。
ラウンドとは異なり、心拍数まで上げる必要はありませんが、スイングで使用する筋肉はしっかり刺激を与えておきましょう。
上級者ともなれば、動的ストレッチに30分~1時間掛ける人もいます。
入念に準備をすれば、自然と時間は掛かります。
もともと筋肉の柔軟性が高い上級者でも、それくらい時間を掛けるわけですから、一般のアマチュアゴルファーも同じくらい時間を掛ける必要があると言えます。
いきなりの練習は、時間とお金の無駄です
しっかり動的ストレッチをした後の練習と、全く準備をしないで始めた練習では、ボールを打つ感触も全くことなります。
動的ストレッチをしないまま打席に立って、ボールを打ってもミスショットの確率は高くなります。
ミスショットは当然なのに、ミスする理由をあれこれ悩むのは時間の無駄です。
動的ストレッチで解決できる悩みはたくさんあります。
動的ストレッチでしっかりスイングできる身体に仕上げてからボールを打ちましょう。
1球の重みが全く違ってきます。
結果的に、早く上達することにもつながってきます。
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