4スタンス理論A2タイプのパトリック・カントレー選手のスイング解説です。
一般的なスイング解説とは異なり、4スタンス理論のタイプ別の特徴に沿った分析になります。
A2タイプのゴルファー向けの解説となります。
パトリック・カントレーのアドレス
ドライバーのアドレス
A2タイプのアドレスの特徴は、背中・膝・足首が一直線になること。
パトリック・カントレー選手は、A2タイプの綺麗なアドレスを取っています。
アイアンのアドレス
パトリック・カントレー選手は、アイアンもA2タイプの綺麗なアドレスを取っています。
少し膝が前に出ていてBタイプのようなアドレスにも見えますが、おおむねA2タイプのアドレスと言えます。
パトリック・カントレーのバックスイング
右膝固定の動き
Aタイプのバックスイングの特徴は、右膝をなるべく動かさないこと。
パトリック・カントレー選手は、ほぼ右膝固定のバックスイングをしています。
正面から見ると少し動かしているように見えますが、右足で地面を斜めに踏ん張っていることが原因と考えられます。
トップでフェースはやや上を向いている
4スタンス理論とは関係ありませんが、パトリック・カントレー選手はトップでフェースをやや上に向けています。
パトリック・カントレーの切り返し
切り返しでフェースをしっかり開いている
パトリック・カントレー選手は、切り返しでフェースをしっかり開いています。
この動きは、肩周りの柔軟性が必要な動きです。
右肘の動きは小さい
Aタイプの特徴は、右肘をあまり動かさないことです。
パトリック・カントレー選手は、右肘の動きがコンパクトでAタイプの特徴が出ています。
脇を締める・両肘の距離を一定にする・腕の三角形をキープするなどと表現される動きです。
パトリック・カントレーのインパクト
左手首が左膝前でインパクト
Aタイプのインパクトの特徴は、左手首が左膝(左股関節)前でむかえること。
パトリック・カントレー選手は、Aタイプの特徴が出ているインパクトをしています。
ほぼベタ足インパクト
4スタンス理論とは関係ありませんが、パトリック・カントレー選手はほぼベタ足のインパクトをむかえています。
左足で地面を蹴る力とお尻を引く力のバランスがとれたヒップターンの動きです。
アマチュアゴルファーは、ベタ足インパクトをお勧めします。
パトリック・カントレーのフィニッシュ
左股関節を支点に身体を伸ばしている
パトリック・カントレー選手は、左股関節を支点にして身体を伸ばすフィニッシュを取っています。
オーソドックスなフィニッシュの取り方です。
綺麗なI字型のフォロー
パラレルタイプの特徴は、身体がまっすぐのI字型のフォローを取ること。
パトリック・カントレー選手は、綺麗なI字型のフォローが取れています。
パトリック・カントレーのパター
パターのアドレス
パトリック・カントレー選手は、パターのアドレスもA2タイプの特徴が出ています。
ドライバーからパターまで、全てA2タイプのアドレスを取れています。
肘を少し前に出している
A2タイプのパターのアドレスは、両肘を身体の側面に添えて腕を5角形にするのがオーソドックスな構えになります。
パトリック・カントレー選手は、両肘を少し前方に出したアドレスを取っています。
A1タイプのように両肘を締めたアドレスではありません。
パトリック・カントレーのスイング
パトリック・カントレー選手のスイングは、ほぼA2タイプの特徴が出ていると言えます。
他のタイプの動きが混ざっておらず、A2タイプの人にはお勧めのスイングと言えます。
特に、ベタ足インパクトはアマチュアゴルファーに真似して欲しいヒップターンの動きです。
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