現在、日本全国を対象にした「緊急事態宣言」が出されている状態ですが、「ゴルフは三密じゃないから自粛しなくても大丈夫」という意見を多く見受けられます。
結論から申し上げますと
新型コロナウイルスが収束するまでは「ゴルフを自粛することがマナー」であると言えます。
ゴルフは「三密」ではない
コロナウイルス対策として「三密状態=密閉・密室・密接」かどうかが挙げられています。
言うまでもなく、ゴルフは三密ではありません。
室内練習場・コンペ・昼食などを除けば、「三密」の条件を満たすことはほぼ無いと言えます。
しかし、「緊急事態宣言」が全国に発令されて不要不急の外出を控えなければならない状況では、「三密」かどうかを判断基準にするのは間違いと言えます。
「三密」を基準に考えるのは3月まででした。
今は全国に「緊急事態宣言」が出されています。
「三密」に該当していなくてもゴルフは自粛するべきです。
「三密」を基準に考えるのは3月まででした
「三密」じゃなくてもゴルフは自粛するべき
人の移動を制限しなければいけない
「ゴルフは三密じゃない」という判断基準がいつまでも一人歩きしていますが、今は「緊急事態宣言」が発令されています。
不要不急の外出を控え、人の移動を可能な限り抑えなければいけない状況です。
コロナウイルスの拡散を防ぐための最善の方法と言えます。
ゴルフの練習・ラウンドは、必要ですか?急を要しますか?
世界中でゴルフの大会が中止になり、プロゴルファーがプレーしていないのです。
アマチュアゴルファーが練習・ラウンドしているのは違和感しかありません。
「緊急事態宣言」
「不要不急の外出を控える」
この言葉の意味をもう一度考えてください
ゴルフ関係者は「自粛」を発言できない
アマチュアゴルファーがコロナウイルスに対して危機感が薄い原因の1つに、ゴルフ関係者が自粛を呼びかけていないことが挙げられます。
ゴルフ関係者からの自粛要請は、ゴルフ場・ゴルフ練習場の経営に大きく影響を与えるからです。
資金的に体力がある名門ゴルフ場は営業を見合わせていますが、中小のゴルフ場・ゴルフ練習場は営業を続けているところが多いです。
本音を言えば、「閉めたくても閉められない」のだと思います。
資金繰りに行き詰まり破産・閉鎖に追い込まれることになれば、ゴルフ関係者にとっても痛手です。
もちろん、私たちアマチュアゴルファーにとっても痛手です。
ゴルフ場・練習場に関わる全ての人を窮地に追いやる結果になる発言をゴルフ関係者が口にすることは出来ないでしょう。
うがった見方をすると、ゴルフ業界全体で「ゴルフは大丈夫」というキャンペーンを展開しているようにも見受けられます。
だからと言って、ゴルフをしても良いという理由にはなりません。
経営に関することは政治の問題であると言えます。
私たち個人がどうこうできる問題ではありません。
経営危機を救うためにゴルフをするのは間違いです。
「1日も早くコロナウイルスを収束させること」
これが最優先の課題です。
収束させるには、不要不急の外出を控えることが求められます。
対策を先延ばしにして言いことが無いのは明白です。
早め早めの対策こそが早期に収束させる最善の方法です。
ゴルフ場・ゴルフ練習場のためにも、今はゴルフを自粛することが最善策
危機感が無いアマチュアゴルファーが多過ぎる
ツイッター・インスタグラムなどのSNS上では、緊急事態宣言が出されたにも関わらず、ラウンド結果や練習風景をアップしているアマチュアゴルファーが多数います。
コロナウイルスに対する危機感が欠落しているのではないでしょうか?
「特定警戒都道府県」に居住している人でも通常通りにゴルフをしている人がいることには驚くばかりです。
特に重点的に感染拡大防止の取り組みを進めていく必要がある都道府県。
対象は、北海道、茨城県、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県の13都道府県。
4月・5月はゴルフをするのに最高の季節です。
この時期にゴルフを自粛しろというのは酷であることも理解できます。
「人の移動」そのものがコロナウイルスを拡散させる一番の原因であることを再認識してください。
先日も、某俳優が沖縄でのゴルフ中に体調不良をうったえ、後日コロナウイルスに感染したという発表がりました。
これはゴルフをする事自体が悪いということではなく、感染したことに気付かないまま「移動」をして、知らないうちに多くの人と濃厚接触していることが問題です。
感染者本人だけの問題ならば何も言いませんが、知らないうちに多くの人を感染の危機に晒したという現実は見逃せません。
ゴルフに行くという行為は、この俳優と同じようにウイルスを拡散させることに繋がります。
ゴルフに自粛要請が出ていない現状では、全国で同様のことが起こっていると言えます。
「私は大丈夫」という根拠のない自信は、周囲の人を感染の危機にさらすことになります。
今は「自分はすでに感染している」という心構えが必要です。
これは特定警戒都道府県に居住している人に限った事ではありません。
「緊急事態宣言」は日本全国が対象です。
「車で移動だから大丈夫」「ロッカー使わないから大丈夫」「スループレーだから大丈夫」「お風呂使わないから大丈夫」これらを理由にラウンドを続けている人は考えを改め直してください。
今は「移動」しただけでアウトです。
ゴルフを自粛することがマナー
本記事は、アマチュアゴルファーに向けて注意喚起をうながすために書きました。
少々キツい言い方になっていることは自覚しております。
ご批判を受けることも覚悟の上です。
私自身は、2月下旬から自主的に不要不急の外出を控えています。
ラウンドはもちろん、練習場も自粛しています。
3月から近所のゴルフ練習場で会員登録をする予定でしたが、それも延期しています。
コロナウイルスが収束するまでは「ゴルフを自粛することがマナーである」と考えています。
「緊急事態宣言」はいまのところ5/6までとなっていますが、延期になる可能性も十分にあります。
北海道では、一度収束したのち再び拡散傾向にあります。
1日でも早く、コロナウイルスが収束するために
1日でも早く、楽しくゴルフができるように
今は「ゴルフを自粛する」という決断をしていただけることを望みます。
今は「ゴルフを自粛する」ことがマナーである
除菌・消毒によるコロナウイルス対策
私は医療従事者ではありませんが、「管理区域」「クリーンルーム」への出入りを多く経験してきています。
- 放射線管理区域
- 原子力発電所内
- ワクチン製造施設
- ウイルス研究施設
- iPS細胞研究施設
- 製薬会社内の製造・研究施設
これらの経験をふまえて、効果的なウイルス対策を紹介します。
外出時の注意点
マスク
外出時にマスクを着用している人は多いと思います。
マスクの効果は、感染予防はもちろん飛沫防止の効果が大きいです。
使用したマスクは使い捨てが理想ですが、流通量が少ない現状ではポイポイ捨てるわけにもいきません。
再利用する場合はマスク表面も裏面も触らないように注意します。
髪・衣服にも注意
ウイルス対策の注意点として、目・鼻・口(粘膜)を触らないようにすることが挙げられていますが、髪の毛や衣服・カバンもなるべく触らないように注意します。
女性の場合はとくに髪の毛の露出を控えることをお勧めします。
うがい・手洗い
帰宅時はうがい・手洗いをするのはもちろんですが、露出していた肌はすべて洗うことをお勧めします。
顔・腕・首周りも洗う対象です。
手洗いは、アルコールで除菌するよりも石鹸で洗い流すことをお勧めします。
理想は、帰宅後すぐにお風呂に入ることです。
外出時の注意点は花粉症対策と類似しています。
自宅でのウイルス対策
消毒用エタノール
室内の除菌に、アルコールを使用している人が多いと思います。
除菌消毒用アルコールとは、エタノールのこと。
薬局では「メタノール」「エタノール」が並んで販売されている場合がありますので、間違えないように注意してください。
除菌用・消毒用アルコールは様々な濃度が販売されていますが、70%エタノールが最も除菌効果が高いです。
99.9%エタノールよりも、70%エタノールの方が効果が大きいです。
健栄製薬の消毒用エタノール(画像)がおすすめなのですが、現在市場には出回っていないようです。
スーパーやドラッグストアで販売されている除菌アルコールは、濃度が50%~60%のものが主流で除菌・消毒の効果はかなり低くなります。
家庭用には次亜塩素酸水がおすすめ
70%エタノールは医療現場で多く使用されることからドラッグストアなどでは売り切れ・高額になっている場合が多く見られます。
また、エタノール濃度が極端に低い(表示と異なる濃度)ものも販売されているようです。(判断が難しいですが、極端に安いものは疑う必要があります)
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて注目されている除菌液が次亜塩素酸水です。
次亜塩素酸水は、 アルコール消毒液に比べて刺激が少なく、 肌にも優しいことで注目されています。
人体にとって安全性が認められているため、赤ちゃんやペットのいる空間でも安心して使用することが出来ます。
食品添加物として認可されているので、野菜を洗うこともできます。
ここで紹介する除菌水【ジーア】は、超音波加湿器(10畳用)を数量限定で無料プレゼント中です。
1番汚れるのは「靴の裏」と「床」
アルコール除菌の対象はドアノブやテーブルなど人の手が触れる場所が多いですが、一番汚れているのは床です。
例えば、クリーンルームでは毎日必ず床の清掃をしますし、週に1回は床にエタノールを撒いて水浸し(エタノール浸し)の状態で清掃している施設もあります。
当然、靴の裏もウイルスが付着していると予測できます。
欧米でコロナウイルスが急速に拡散していますが、大きな原因に土足文化であることが考えられます。
ハグや握手の習慣よりも、室内での土足生活の方が影響ははるかに大きいでしょう。
靴の裏・玄関周りはもちろん、リビングなどの床も積極的にエタノール・次亜塩素酸水で清掃することをお勧めします。
大袈裟くらいがちょうど良い
私自身の経験をふまえて、ご自宅でのウイルス対策を紹介してきました。
大袈裟と受け止められることもあるかのしれませんが、ウイルス対策は大袈裟くらいがちょうど良かったりします。
1日でも早くコロナウイルスが収束し、楽しくゴルフができるようになることを願っています。
自宅でゴルフ上達
自粛中、自宅でもゴルフを上達させるための練習メニューを紹介します。
ボールを打つ以外にも、ゴルフ上達のための方法はたくさんあります。
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