コロナウイルスによる外出自粛により、自宅でゴルフの練習をしたいと考えている人が増えています。
コロナの影響に限らず、花粉・梅雨・台風・降雪など練習・ラウンドを控えなければいけない場面は多々あります。
では、本当に自宅にいながらゴルフを上達させることはできるのか?
今回は、自宅でゴルフを上達させる練習メニューを紹介します。
練習の目的を大きく3つに分けて紹介します。
・ゴルフの為の体つくり
・ゴルフスイングを見直す
・パター・アプローチ練習
・クラブセッティング(おまけ)
自宅で練習する人におすすめの便利グッズを紹介!
→ゴルフの室内練習やトレーニングにおすすめの便利グッズ14選
自宅でゴルフの為の体作り
ゴルフは全身運動です。
ほかの競技と同様、体が資本といえます。
ストレッチや筋トレは、ゴルフ上達のための土台作りと考えてください。
ストレッチ
ストレッチは、硬くなっている筋肉をほぐし、関節の可動域をおおきくする効果があります。
ゴルフスイングには柔軟性が求められますし、ストレッチをすることによってケガの予防にも繋がります。
筋トレ
ゴルフスイングは全身の筋肉を使います。
安定したスイングを身につけるためには、筋力が必要です。
また、筋トレはケガの予防・疲労回復が早くなる効果もあります。
ダイエット・食事の改善
体つくりの基本は、「毎日の食事」です。
栄養の偏った食事をしていると、疲れが溜まりやすく肥満体質にもなりがちです。
筋トレの効果も半減します。
タンパク質を中心とした栄養のバランスがとれた食事は、ダイエット効果もあります。
自宅でゴルフスイングを見直す
ご自身のゴルフスイングに不満があるならば、スイングを1から見直すことも大切です。
自宅でスイングの基本動作を身につける為のトレーニングメニューを紹介します。
スイング作りには時間がかかりますし、スイングの修正はボールを打たない方が効率的です。
1ヶ月くらいは練習・ラウンドから離れるつもりで取り組むと練習の効果も早く現れます。
コンテクスチュアルトレーニング
科学的なトレーニングが進んでいる欧米で取り入れらているトレーニングです。
ゴルフスイングの動きに特化したトレーニングをすることで、ゴルフスイングの基本動作を自然に身に付けることができます。
→ゴルフスイングの基本動作を身に付けるコンテクスチュアルトレーニング
ゴルフスイングのメカニズム
「シャロースイング」「フェースローテーション」「アームローテーション」など、ゴルフスイングの動きのメカニズムを分かりやすく解説しています。
→ゴルフスイングのメカニズム
プロゴルファーのスイングをチェックする
プロゴルファーのスイングを参考にすることも、スイングの見直しには効果的です。
大切なことは、自分と同じスイングタイプの選手を参考にすること。
4スタンス理論によってご自身のスイングタイプを確認し、同じスイングタイプのプロゴルファーを見つけてください。
YouTubeでレッスン動画を観る
今は多くのレッスンプロ・プロゴルファーがYouTube上でレッスン動画を配信しています。
さまざまなレッスン動画を視聴するのもスイング作りに効果的です。
自宅でパター・アプローチ練習
パッティング・アプローチは、スコアメイクの要です。
どちらも自宅で練習して上達することが出来ます。
1mのパッティング練習
パッティングの重要性はみなさん誰もが知っていることなのに、毎日パッティング練習をしているという人は少ないのが事実です。
パターマットさえあれば、誰でも練習することができます。
PGAツアーのトッププロでも「1mのパッティング練習」は欠かすことなく実践しています。
アマチュアゴルファーの場合は、「毎日パターを持つ」だけでも上達の効果があります。
1yアプローチ練習
人工芝・じゅうたんからの「1yアプローチ練習」も効果的です。
ショートアプローチの基本は、いかにして「ボールを飛ばさない」スイングをするかです。
フェース面でボールを転がす感覚を覚えることができれば、ショートアプローチは一気に上達します。
※室内でのアプローチ練習は、周囲のものを破損しないように注意して行ってください。
1ヤードアプローチの練習方法はコチラ
→1ヤードアプローチの練習方法【自宅でショートアプローチ上達】
リフティングチャレンジ
ツイッターやインスタグラムで話題になっている「リフティングチャレンジ」
フェース面でボールをコントロールする感覚が養われます。
この感覚は、ショートアプローチ上達に不可欠な要素なので、チェレンジすることをおすすめします。
おまけ クラブセッティングを見直す
あなたが使用しているクラブはいつ購入しましたか?
気に入っているクラブであれば古くても問題ありませんが、もしクラブに不満があるのであればセッティングを見直すのもゴルフ上達のための1つの方法です。
どんなクラブを買ったらいいか分からないという場合は、アメリカ「ゴルフダイジェスト誌」が毎年発表しているホットリストを参照することをお勧めします。
自宅で練習できることはたくさんある
「体作り」「スイング作り」「パター・アプローチ練習」の3つに分けて、自宅でゴルフを上達させる練習メニューを紹介してきました。
練習場でボールを打つ以外にも、ゴルフを上達させるための練習メニューはたくさんあります。
コロナによる「外出自粛」を前向きに捉え、自宅での練習方法を模索してゴルフ上達の近道を模索してみてください。
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