「ドライバーやアイアンの調子がいいのに、パットで台無しになった・・」
「あのパットさえ入れておけば○○さんに勝てたのに・・・」
「あの時、もっとカップに寄せれときゃ・・・」
などなど、本当に悔しい思いをしたことはないですか?
コースをラウンドする時、ドライバー・アイアンなどの飛距離や方向性はもちろん大切なのですが、ラウンドの勝敗を決めるのは、やはりパットです。
いくらドライバーでかっ飛ばしても、いくらアイアンでナイスショットしたとしても、グリーンで3パット、4パットしていては、いくら経ってもスコアは変わりません。
なので、スコアを少しでも良くしようと思うなら、パットを勉強しましょう。
今回は傾斜があるグリーンでの読み方、そしてロングパットの寄せ方について紹介していきます。ロングパットを上手く寄せることができれば、多少アイアンの精度が悪くても、スコアがガタ落ちすることがなくなります。
なぜ、ロングパットで寄せられない?
初心者が、15mほど離れたところからパットすると、必ずボールがあさっての方へ向かってしまいます。あなたもそんな光景見たことないですか?
「カップをしっかりと狙ったはずなのに・・・」「フェースもしっかりカップへ合わせたのに・・・」
確かにカップを狙わないといけませんし、フェースも目標方向へと合わせなければいけません。
では、どうすればいいのでしょうか?
ポイントは『見方』にあります。
グリーンは、ちゃんと整備された広場ではありません。山もあれば谷もあります。極端に盛り上がっているところもあれば、極端に凹んでいる場所もあります。
そんなグリーン上でカップだけを見てパットしてしまうとどうなってしまいますか?
ボールはくねくねと曲がって、まっすぐ転がってくれませんよね。
パットで必要なのは『グリーンの特徴』を観察して、傾斜を読むことが大切なんです。
パットでは、グリーンに水を流せ
「グリーンに水を流す?」言葉だけ見るとなんか意味のわからんことになってしまいますが、ロングパットをする際には、必要な技術なんです。
あなたは、パットをする際、どこを見ていますか?カップですか?傾斜ですか?
傾斜と答えた人は正解です。
では、傾斜を見てどういったイメージを持ってパットしていますか?ここ重要ですよ。
大抵の人は、斜面に対してボールの動きをイメージしますよね。
でも、ロングパットが上手いゴルファーは違うんです。
ロングパットに限らず、パット全般に言えることなんですが、パットする時のイメージは
『傾斜に、バケツの水を流した時の、水の動き方』をイメージするといいんですね。
ボールの動きだけをイメージすると、動きのラインが細い線になってしまって、イメージが湧きづらいんですが、バケツの水を流すイメージを持つと、グリーン全体の動きがイメージできるんですね。
ロングパットは、カップに入れることよりも、カップに寄せるとこが大切なので、できるだけグリーン全体の動きをイメージし、カップに近づけるようにしましょう。
そして、カップを狙うのではなく、カップの半径1メートルのエリアに止めるっというイメージを持つと、もっとロングパットが上手くなります。
この動画も比較的わかりやすいので参考にしてみてくださいね。