左足のめくれ。右足のめくれ。これって気にした事ありますか?
あまり気にした事ないですね・・・
そうでしょう。あまり気にならない部分ですもんね。めくれはスイングすると自然と起きるものですし、左右のめくれで飛躍的にスイングが良くなるなんて思わないですよね。
知っておいた方がいいんですか?
モチのロンです。
左足のめくれなんかは特に知っておいたほうがいいかもしれませんね。
めくれるとなんか悪いんですか?原因とかもあるんですよね?
では、これから左右の足のめくれを少し説明していきましょう。
左足の裏のめくれの原因は?
左足は体重移動の時に、左へ体重が行きすぎないように支える(踏ん張る)役目があります。さらに、軸を安定させる上でもとても重要な部分でもあるんですね。
左足の裏がめくれる原因ってなんなんですか?
左足がめくれるという事は体重が左へ行き過ぎている、あるいは踏ん張りが効いていないのが原因になってきます。
左足がめくれると左膝も外側へ曲がっているので、それではスイングが安定せずミスショットが増えていくんですね。
めくれない為にはどうすれば?
左足のめくれを防ぐ
左足の裏をめくれさせない為には、まず踏ん張りが必要になってきます。先日踏み込みについて説明しましたが、それによく似ていますね。踏み込みについては踏み込みを知って飛距離を伸ばそうを見てみてください。
確かに先日話した事と似ていますね。
そうですね。でもめくれる原因は他にもあります。それは左膝ですね。前文でも少し触れましたが、左膝が外側へ曲がってしまうと左足の裏はめくれやすくなります。なので、スイング時はできるだけ左膝が外側へ開かないように意識するとめくれないようになるでしょう。
でも、プロのスイングを見てみると左足の裏がめくれているのを見るんですが・・・
確かにめくれるプロもいますね。
でも良く見るとインパクト後にめくれていませんか?ゴルフの体重移動は左へ体重が行ききった時にインパクトを迎えるのではなく、体重が左へ移動している途中にインパクトがあるんです。その途中の段階で左足がめくれてしまうと踏ん張りが解けている状態なので力が分散してしまうんですね。
なので、めくれるのであればインパクト後になります。
なるほど~
でも注意してほしいのが、プロのめくれは伸び上がりでめくれているのであって、膝が外側へ曲がっているのではないので勘違いしないでくださいね。
左膝に関しても左膝の動きで説明していますのでもう一回確認しておきましょう。
右足の裏のめくれ
んじゃ、右足はどうなんですか?右足はめくれるものですよね?
そうですね。右足の裏はめくれるものです。体重移動で重心は左へ行きますし、体全体で回転するので右足は自然とめくれていきます。
ですが、めくれるタイミングが重要です。あまりに右足の裏が早くめくれてしまうと体重が右側へ残し過ぎてしまったり、左へ体が流れ過ぎてしまうことがあるからです。
早くめくれる原因ってあるですか?
早くめくれる原因は?
早く右足がめくれるのは体重移動の際にしっかりと右側へ重心を寄せていないのが一番の原因です。右側にしっかりと重心を寄せていることで右足の踏ん張りがよく効き、早くめくれるのを防いでくれます。
本当だ。右足に体重を乗せるとあまり浮いてこないですね。
簡単ですよね。
あと、右膝を内側へ入れすぎないようにするのもあります。右膝を内に入れすぎてもめくれる原因にもなりますので注意しておきましょう。
では、めくれるタイミングはどうなんでしょう?
右足のめくれるタイミングは?
理想としてはインパクトまで右足のめくれを防いでおきたいですね。そうすることで捻転差を最大限活かす事ができます。参考にしたいのはローリー・マキロイのスイングです。彼のスイングはとても素晴らしいですよ。インパクトまであまり右足が浮かないですからね。
なので、インパクト後に右足がめくれるのが理想のタイミングですね。
結構難しい・・というか窮屈なスイングになりますね。
そうなんです。慣れも必要と思いますが、一番は体の柔らかさですね。体が硬いと右足は浮きやすくなってしまいますので。
そうですよね。そういえば、めくれる時ってどこからめくれていくんですか?
どこからめくれる?
インパクトまでしっかりと我慢していれば自然と足の側面(外)からめくれてくるはずですよ。めくれが早いとかかとからめくれてきます。
かかとからめくれてくるんですが・・・
かかとからめくれてくるのはスタンスが狭いかもしれません。広げすぎても良くないですが、肩幅かそれより若干広いくらいに広げて挑戦してみてください。
本当だ!少し広げただけでかかとの浮きが比較的なくなりました。
ゴルフのスイングはどこかを直そうとする時、別の箇所を修正するだけで同時に気になる部分が直ることがあります。そういった事を頭に入れて練習するとどんどんゴルフが楽しくなってきますよ。
はい!今日もありがとうございました!