正しいトップの位置はどこなのか?
トップの位置は高くないとダメなのか?低いとダメなのか?
【ゴルフスイングの基本動作を身につける為のコンテクスチュアルトレーニング】
今回は、正しいトップの位置を身につける為のトレーニングメニューを紹介します。
効率よく筋肉を鍛えるためには【プロテイン】の摂取が必須です。
【筋トレ初心者向け】
【ダイエットゴルファー向け】
【牛乳が苦手な人(乳糖不耐症)向け】
【アスリートゴルファー向け】
筋トレゴルファーにおすすめのプロテインを、状況・体質別に紹介します。
あなたの状況・体質別にピッタリ合うプロテインを見つけてください。
コンテクスチュアルトレーニングで用意するもの
2リットルのペットボトル
約2kgの重量が筋肉に与える刺激は、スイング中の負荷に近いので正しい動作を身につける手助けになります。
手ぶら・クラブを持った場合、腕や肘に余計な動きが入りやすくなるのでおすすめしません。
正しい動きが身についてから、手ぶら・クラブを持って練習してください。
肘固定ベルトかボール
ゴルフスイングの基本動作を身につける上で大切なのが右肘の動きです。
スイング中は、常に体の正面に右肘をキープさせなければいけません。
右肘の動きだけを意識するより、両肘を絞り込むような動きを意識すると良いです。
右肘を体の前にキープするだけの簡単な動きですが、初心者には非常に難しい動きになります。
道具を使って動きの感覚を身につけることをおすすめします。
初心者ゴルファーには、肘を固定するベルトをお勧めします。
非常に窮屈な動きに感じてしまうと思いますが、ゴルフスイングの基本動作を身につける上では大切な動きです。
ある程度グルフスイングに慣れてきた人には小さめのバランスボールをお勧めします。
両肘を内側に絞る動き・感覚を身につけることが出来ます。
「パーフェクト ローテーション」は上級者にお勧めです。
両腕に挟むボールが小さいので、両肘をしっかり絞り込まないと正しいスイングができません。
正しいトップの位置を身につけるドリル
バックスイングの始動
前傾姿勢をとった状態で左右のお尻を壁につけます。
そのまま肩を回転させる動きがバックスイングの始動です。
(前回の解説:バックスイングの上げ方を身に付けるコンテクスチュアルトレーニング)
肩を回転させる動きのみ(左肩甲骨の外転・左僧帽筋を伸ばす)
右肘を後ろに引かない
フェースを開かない
左のお尻を壁から離す
バックスイングの始動後、左のお尻を壁から離します。
左のお尻を壁から離すことによって、右のお尻・太ももに自然と力が入ります。
この動きが、右股関節の内旋運動ができている場合の感覚です。
右股関節の内旋運動
右の太ももとお尻に力を入れる
「右手の外旋」と「右手首の背屈(ヒンジ)」
トップの位置で、「右手の外旋」「右手首の背屈(ヒンジ)」の動きを入れます。
右肘と右手首を曲げる動きです。
右肘・右手首を曲げる
左手は伸ばしたまま
右肘は必ず体の前
スイングタイプによってトップの形は異なる
※スイングタイプの判別については以下の記事を参考にしてください。
→【4スタンス理論タイプ診断方法】ゴルフスイングのタイプをチェック!
Aタイプのトップ
左のお尻を壁から離すだけ。
右膝・右肘は動かさないのがAタイプの動き。
Aタイプの腕の動きは非常にシンプルです。
右肘・右手首を曲げるだけ。
右肘・右膝は動かさない
Bタイプのトップ
Bタイプは、右膝を軽く伸ばします。
右肘は、肩の高さまで挙げる。
左手をまっすぐ伸ばす意識は持たなくて良い。
左肘が軽く曲がる場合もある。
右肘・右膝を軽く伸ばす動きを入れる
素振りで動きを再現する
手ぶらで素振り
手ぶらになると、腕を動かしてしまいがち。
右肘を胸の前から動かさないよう意識する。
左僧帽筋を伸ばす(肩甲骨の外転)
右の太もも・お尻の筋肉に力を入れる(股関節の内旋)
クラブを持って素振り
最後に、実際にクラブを持って動きを再現します。
想像よりも低い位置に感じると思います。
実際にスイングしてみると、この動きでちょうどよいトップの位置になります。
バックスイングの始動と同様に特別難しい動きではありません。
繰り返し練習することによって違和感はなくなり正しいトップの位置が身に付きます。
トップの位置での間違った動き
トップの位置をなるべく高くしようとする
トップの位置で腕を高くあげようとする意識があると、身体が伸び上がってしまいます。
前傾姿勢がくずれ、肩のラインが地面と平行にちかくなります。
この動きはBタイプのゴルファーによく見られる動きです。
トップの高さは柔軟性に依存します。
無理やり高く挙げようとしないことをお勧めします。
トップの高さは問題じゃない
肩を90度以上回そうとする
トップでは「肩を90度(以上)回せ」とよく言われますが、
肩を無理やり回そうとすると、右肘が引けてフェースが開く動きが入ってしまいます。
この動きはAタイプのゴルファーによく見られます。
肩の回転は柔軟性に依存します。
無理やり肩を回そうとしないことをお勧めします。
肩は90度回らなくても問題ない
脇を締める動きを意識しすぎる
トップの位置で脇を締めるように言われることもありますが、
脇を締める意識が強すぎると、動きが窮屈になってしまいます。
また、右肘が引けてしまいます。
脇を締める意識よりも、両肘を寄せる意識が大切です。
トップでは両肘を寄せる動きを意識する
無駄な動きを排除する
バックスイングの始動で「右肘を引く」「フェースを開く」動き
トップで「高くあげよう」「肩を大きく回そう」とする動き
この全てがスイングを乱してしまう無駄な動きになります。
同時に全身に力が入りすぎてしまい、インパクトで力を出せなくなります。
トップの位置ではリラックスすることが大切です。
正しいトップの位置 まとめ
右股関節の内旋運動
右肘・右手首を曲げる
スイングタイプによってトップの形は異なる
トップの高さや肩の動きを意識し過ぎない
効率よく筋肉を鍛えるためには【プロテイン】の摂取が必須です。
【筋トレ初心者向け】
【ダイエットゴルファー向け】
【牛乳が苦手な人(乳糖不耐症)向け】
【アスリートゴルファー向け】
筋トレゴルファーにおすすめのプロテインを、状況・体質別に紹介します。
あなたの状況・体質別にピッタリ合うプロテインを見つけてください。
コンテクスチュアルトレーニングの参考書籍
コンテクスチュアルトレーニングは、まだ日本では馴染みの薄いトレーニングメニューです。
本記事は、下記の書籍をもとにしてゴルフスイングに特化したメニューを私自身が考案したものです。
内容が難しいので、一般のアマチュアゴルファーにはお勧めしません。
指導者の方には是非とも読んで欲しい1冊です。
コメント