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ゴルフ|捻転差の”感覚を知る”と飛距離が変わる

捻転差は、飛距離を伸ばす為には必要な動作です。捻転を意識することによって肩や腰の回転率が上がり、結果ヘッドスピードやスイングスピードがアップして飛距離が伸びていきます。

捻転という動きや感覚はわかりずらいものではありますが、捻転ができない原因やコツなんかを知ることによって比較的簡単に体得することができます。

捻転を説明するには、言葉や画像だけではわかりずらい部分があるので、今回は動画をいくつか使用して説明していきます。

タツキ

ちなみに、ゴルフの捻転(捻転差)とは、テークバック~トップにかけて上半身が右に回転しているのに対し、下半身が左へ回転している状態のことを言います。

目次

捻転の感覚を知る

ゴルフスイングに捻転を加えるには、捻転の感覚を知らないといけません。捻転の感覚を知るには2つの方法があります。

  1. 重い棒を振る
  2. ラジオ体操を思い出す

重い棒は野球のバットがいいですね。自宅にない方はいつも通っている打ちっぱなし場に行ってみてください。ほとんどのところにバットが用意されています。

タツキ

施設が良い練習場にはないかも・・・

バットを用意してもらったら、昔のイチローのように一本足打法で素振りをしてみましょう。そうすると腰に多少のねじれが感じられるはずです。下半身が主導となって、あとから上半身がついてくる感じです。それが捻転なんですね。

運悪く捻転がわからない人は、ラジオ体操を思い出してみましょう。

この動画の1分26秒あたりに腕を左右に振る体操がありますよね。動画のように硬い感じではなく、もっとリラックスした状態で腕を左右に振ってみてください。

そうすると、腰にねじれが生じますよね。それが捻転です。

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捻転させるコツ

捻転させるには、おしりの”引き”が重要になってきます。おしりを真後ろに引くのではなく、”左側のおしりを右側のおしりに引きつける”イメージです。・・・わかりずらい・・

っということで動画を御覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=dX4USWVvrgA&t=26s

トップの位置に入った瞬間、おしりがクイッと後ろに引けるのが確認できますよね。これです。

映像で見るとほんのちょっとしか動いていないように見えますが、スイングしている本人は結構腰にねじれを感じています。

トップからダウンスイングにかけて、腰にねじれやハリを感じるようになると捻転できている証拠なので、まずは腰にねじれを感じられるようにしましょう。

ちなみにこの動画もわかりやすく説明していますので参考にしてみてくださいね。

捻転が不足する原因

捻転が不足するのは根本的に”手打ち”になっているからです。腰を回しているつもりでも実際には腕を後ろに回しているだけってことが多いんですね。

腰をしっかり回すには下半身の柔軟性が欠かせません。たまに「両足を固定してスイングする」「がに股にする」「根をはるように立つ」という事を聞きますが、これを意識しすぎている人は腰が回りづらい傾向にあります。

確かにガニ股にしたり、地面に根をはるようなイメージはいいと思います。ですが、意識しすぎてしまうと余計な力みが出てしまい体全体が固くなってしまうので加減が必要です。

捻転差をつけるには

飛距離を伸ばすには捻転差が必要です。捻転差を大きくするには、”右に回転している動作(上半身)”と”左に回転している動作(下半身)”が交差している時間を多くすれば捻転差は大きくなります。

極端な説明になりますが、テークバックで腕が水平になった時点で腰を左に回転させると捻転差は大きくなります。

しかし、捻転差を大きくすると腰を痛めます。

捻転は見た目以上、感覚以上に腰に負担をかけます。なので、少し腰にねじれを感じるくらいがいいでしょう。

タツキ

腰痛だけは避けましょうね

捻転差をつけるとスライスになる場合

捻転差をつけるとよくスライスになります。その原因は、捻転差の力でヘッドが目標方向へと真っ直ぐ走ってしまうからなんです。

通常ヘッドの軌道は、ボールの内側から入ってきてインパクトになり、そしてボールの内側へと逃げていきます。俗に言うインサイドインですね。

しかし、捻転差が大きくなるとヘッドはボールのインへ逃げにくくなり、インサイド・アウトになってしまうんです。要するにフェースが戻らないんですね。逆にアウトサイドインにもなったりします。

タツキ

捻転差を意識してスイングする時は、同時にインサイドインを意識するようにして”左に振り切る”ようにしましょう。

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捻転差を維持する

「捻転差を維持したい、キープしたい」というキーワードを見かけるのですが、結論から言うと捻転差は維持できません。

捻転差は2つの力が別々の方向へと動いているからこそ生じる現象です。なので、どちらかが止まったり、両方止まってしまうと元に戻ってしまいます。

仮に維持できたとしても、それはもう捻転ではありません。

プロのスイングで、捻転差を維持しているように見えることがありますが、あれはそう見えるだけです。表面上の動きでは止まって見えますが、内部の筋肉は常に左右にねじれる力が働いています。

松山英樹プロなんかが止まって見えますが、よく見てみると若干動いています。

タツキ

あれは”維持”しているというより、ゆっくりねじっている感じですね。

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最後に

捻転差は飛距離の原動力です。腕力や体幹が強いのにどうしても飛距離が伸びない人は、捻転をマスターすればバカみたに飛びます。でもやり過ぎると腰を痛めます。

捻転は感覚が必要です。どうしても感覚がわからない人は映像を観てイメージアップしてみましょう。

腰の動きや回転については腰の回転で打つ方法でも紹介しています。

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