ゴルフのダフりってイヤですよね。毎回ダフってると手が痛くなりますし、なにより練習場での周囲の目が気になってストレスを感じてしまいます。
週に3~4回くらい練習場に通って、ちゃんとした経験者から習っていれば、2ヶ月後にはほとんどダフらなくなるんですが、自己流だったり、練習時間があまり取れない方にとっては少し厳しい状況になってしまいます。
ですが、ダフりの原因を知って、一つひとつ修正していけば、比較的短い期間でダフリを改善することは可能です。
これから紹介することを一つずつ試していき、自分の何がイケないのかを確認しながら修正していってくださいね。
クラブを立てすぎている
トップでクラブが立ち過ぎていると、鋭角に進入し過ぎてダフることがあります。トップでは「クラブを立てる」ではなく、「手の位置を高くする」ことを意識してください。
トップの時に、手の位置が肩のラインくらいだと、それは低すぎます。できることなら頭の位置(最低耳の高さくらい)くらいを目安にしてください。
トップの作り方はこちら
ヘッドから降りてきている
「ヘッドから落下している」っと言われてもイマイチわからないですよね。では、まずこちらの動画を見てください。
腰の高さを過ぎるまで、ヘッドがグリップよりも高い位置にあるのがわかります。
「ヘッドから降りる」とは、腰付近にクラブがさしかかった時に、グリップよりもヘッドが下がっている状態のことを言います。
ヘッドが先に下がってしまうと、ヘッドの重みがモロに下にいってしまい、結果目標位置よりも手前でヘッドが地面に叩きつけられてしまうんですね。
トップからフルスイングしている
ヘッドから降りて来てしまう人は、大抵トップからフルスイングしている人です。トップからダウンスイングの切り返し時に「ん”ーーー」っと力が入っていては、かならずダフります。
切り返し時は、勝手に腕が降りてくる感覚を感じることです。そして、クラブやグリップあたりが視界に入ってくるかこないかくらいから「ん”ーーー」っと左方向へとヘッドを走らせるようにするとダフることがなくなります。
ある程度ダウンスイングでリラックスすることができれば、タメを作ることもカンタンになってきます。
タメの作り方はこちら
前傾角度が変わっている
アドレス時に作った前傾角度が変わってしまうと、ダフリやトップに繋がってしまいます。前傾角度を維持するには、体のバランスがポイント。バランスを取るには屈伸を効かせ、どの角度から押されても踏ん張れるようにすることです。
そして、猫背にならずに、腰から前傾姿勢を作ること。これが重要ですね。猫背になっていると前傾姿勢は崩れやすくなってしまいます。なので、前傾姿勢を作る時は「腰から曲げる」ように意識していきましょう。
アドレスの作り方はこちら
よく「つま先に体重をかける」とありますが、つま先に体重が偏ると上下の誤差が生まれやすくなります。なので、「足の裏の中心」に重心を持ってくるイメージをしてください。
右ひじが伸びている
インパクトで右ひじが伸びてしまうと、その分クラブとの距離が伸びてしまうのでダフる原因になります。アドレスでは右ひじは若干曲がっていますよね。
なので、インパクト時も右ひじは曲がっていないといけません。右ひじが伸びるのはフォロー時です。
ボールの位置が左過ぎる
ボールをセットする位置が左側過ぎると、ダフる原因になります。ドライバーのような長尺物は比較的左側へセットしますが、アイアンの7番6番くらいまでは中央からボール半個分左くらいが丁度いいと思います。
それでトップが出る場合は、数ミリ単位で左へ移動して調整していきましょう。