前回は、インパクトで肩をクルッと回転させる方法について解説しました。
今回は、肩甲骨の動きのまとめ解説です。
ゴルフスイングは肩甲骨をしっかり意識する
肩甲骨の動かし方をまとめる
- ゴルフスイングは肩甲骨の動きが重要
- 腕・肩の動きは意識しない
- 「振り上げて振り下ろす」動きからの卒業
- 肩甲骨の正しい動きを理解する
- 必要に応じて、ストレッチをする
肩甲骨の動きそのものは簡単です。
(股関節ほど複雑で難しい動きではないので)
難しいのは、肩甲骨の動きをスイングのリズムに合わせることです。
肩・腕より、肩甲骨の動きが重要
上半身の動きを解説する場合、「肩」「腕」「ヒジ」「手首」に焦点を当てた解説が多いです。
また、ゴルフクラブ・フェイスの角度や向きに焦点を当てた解説も多いです。
しかし、一番意識しなければならない重要な場所は肩甲骨です。
それに同調する腕の動きを理解出来れば、ゴルフスイングは非常に再現性の高いスイングになります。
肩甲骨の動きを身につけるには、ストレッチ・筋トレで上半身(背中・腕)の筋肉に刺激を与えることが近道になります。
→【1日30分/週1回】自宅でできるゴルフの為の上半身トレーニング
→【1日30分/週1回】自宅でできるゴルフの為の腹筋トレーニング
→【ゴルフの為のストレッチ#1】首まわりの筋肉をほぐす
→【ゴルフの為のストレッチ#2】肩甲骨まわりの筋肉をほぐす
→【ゴルフの為のストレッチ#3】肩・腕・肘まわりの筋肉をほぐす
「マン振り」は間違ったスイングを的確に表現した言葉である
ボールを思いっきり飛ばそうとする時、「マン振り」という言葉を使う人が多くいます。
上体・二の腕に力を入れて思いっきりクラブを振り回すという意味では正解でしょう。
正しい身体の使い方をした場合、「マン振り」という表現に違和感を感じるはずです。
ボールを思いっきり飛ばしたければ、まずは肩甲骨を思いっきり外転させましょう。
短い距離のアプローチも同じである
初心者にとって短い距離のアプローチは非常に難しいショットです。
難しい原因は、腕や手首の上げ下げ具合で距離をコントロールしようとするからです。
通常のショットと同じように、肩甲骨を意識すれば楽にコントロール出来ます。
肩甲骨の可動域を調整するだけです。
意識する点は同じです。
バックスイングで、肩甲骨を小さく旋回運動
ダウンスイングで、肩甲骨を小さく外転運動+前腕の回転運動
腕を小さく振る動作は非常にコントロールが難しいですが、この動きなら簡単にコントロール出来ます。
状況によっては前腕の回転運動を行わない場合もあります。(フェイスを開いたままのショット)
肩甲骨の動きは、腕・クラブの動きの土台になる
ドライバーもSWもパターも、
フェアウェイもバンカーもラフも、
肩甲骨を意識する事に変わりはありません。
練習やラウンド翌日、背中(肩甲骨回り)が筋肉痛になっていれば、正しいスイングが出来ている証拠ですので喜んでください。
背骨(体幹)の使い方の解説、第1回。
背骨(体幹)の使い方の解説です。
背骨(体幹)の動きは、「股関節」と「肩甲骨」の動きをつなぐ役割があります。
また、前傾姿勢を維持して、頭を動かさないための動きでもあります。
身体の使い方のまとめ解説です。
「股関節」「肩甲骨」「背骨(体幹)」「腕」「肘」「手首」の6つの項目についての解説をまとめています。
この6つの動きを正しく身につければ、あなたのゴルフスイングの基本は完成します。
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