今回から、「肩甲骨の使い方の基本」の解説です。
※以下の解説を先に読むことをお勧めします。
肩甲骨の使い方は、股関節から生まれたパワーを腕・ゴルフクラブに伝える役割があります。
- 肩甲骨は、鎖骨と腕の骨と連動している
- 肩甲骨の動きは、内転と外転
- 肩甲骨を動かす筋肉は、背中・胸・脇腹の筋肉
- 肩甲骨の動きは、パワーの源
ゴルフスイングで肩甲骨を使うの?
肩甲骨とは?
肩甲骨は、背中上部にある三角形の大きな骨。
肩甲骨は、腕の骨と鎖骨とつながっており連携して動きます。
肩甲骨は、腕の動きの土台となる部分であり、肩関節の動きと密接な関係にあります。
腕の動きに対する各関節の比率は、肩関節:肩甲骨=2:1の割合です。
腕を180度上方に上げたとき、
肩関節=120度
肩甲骨=60度
の割合で動いています。
肩甲骨の動きもパワーの源になる
「ゴルフスイングで、肩甲骨を使うの?」
→「もちろん、使います」
「股関節」+「肩甲骨」がパワーの源になります。
ゴルフはもちろん、野球でも、テニスでも、「股関節」+「肩甲骨」の組み合わせは重要です。
「肩甲骨」を使えるようになると、あなたのスイングは劇的に変化すると断言できます。
肩甲骨は腕の動きの土台であり、肩は肩甲骨の動きに連動するため、
肩甲骨を意識的に動かすことによって、肩関節・腕の動きをスムーズにすることが出来ます。
つまり、ゴルフスイングにおいて肩甲骨を使えないと、、肩関節と腕がスムーズに動かない窮屈なスイングになってしまいます。
肩・腕の動きは、肩甲骨から始まります。
肩甲骨の動き 外転・内転の動作が中心
肩甲骨の動き1 挙上・下制
肩甲骨の動き2 外転・内転
肩甲骨の動き3 上方回旋・下方回旋
ゴルフスイングにおける肩甲骨の動きは内転・外転がメイン
肩甲骨は、他の骨と接触しておらず背中に浮いている状態です。
他の関節のように上下左右の動きとは異なり、動きの自由度が高いことが特徴です。
ゴルフスイングで重要な肩甲骨の動きは、内転・外転です。
外転・内転運動は、パワーを引き出す役割です。
特に右肩甲骨の外転運動は非常に重要となります。
肩甲骨を動かす肩まわりの筋肉
肩甲骨を動かす筋肉は、大きく3つです。
- 背中の筋肉
- 胸の筋肉
- 脇腹の筋肉
肩甲骨に関しては、筋肉を鍛えることよりも柔軟性が重要になります。
股関節と違って肩甲骨の動き自体は簡単に理解出来ます。
しかし、肩甲骨の柔軟性・可動域が不十分な場合、腕を大きく動かして補完しようとするので結果的にオーバースイングとなってしまいます。
肩甲骨の動きを身につけるには、ストレッチ・筋トレで上半身(背中・腕)の筋肉に刺激を与えることが近道になります。
→【1日30分/週1回】自宅でできるゴルフの為の上半身トレーニング
→【1日30分/週1回】自宅でできるゴルフの為の腹筋トレーニング
→【ゴルフの為のストレッチ#1】首まわりの筋肉をほぐす
→【ゴルフの為のストレッチ#2】肩甲骨まわりの筋肉をほぐす
→【ゴルフの為のストレッチ#3】肩・腕・肘まわりの筋肉をほぐす
肩甲骨の使い方の解説、第2回。
ゴルフスイングにおける、肩甲骨の動かし方の解説です。
パワーの源は肩甲骨から。
肩甲骨をうまく使えるようになると、余計な「力み」が無くなります。
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