4スタンス理論B2タイプのアレックス・ノーレン選手のスイング解説です。
一般的なスイング解説とは異なり、4スタンス理論のタイプ別の特徴に沿った分析になります。
B2タイプのゴルファー向けの解説となります。
アレックス・ノーレンのアドレス
ドライバーのアドレス
B2タイプのアドレスの特徴は、丹田(へその下)と足首が一直線になること。
アレックス・ノーレン選手は、ほぼB2タイプのアドレスを取っています。
アイアンのアドレス
アレックス・ノーレン選手は、アイアンでもB2タイプの特徴が出ています。
ドライバーもアイアンもほぼ同じアドレスを取っていることは、アマチュアゴルファーがお手本にしたいポイントです。
アレックス・ノーレンのバックスイング
右膝を大きく動かしている
Bタイプの特徴は、膝を動かしてバックスイングをすること。
アレックス・ノーレン選手は、膝を大きく動かして下半身の動きのリズムを取っています。
バックスイングを始動するとき右膝から動かしていることが、アレックス・ノーレン選手の特徴です。
B2タイプでよく例えられる動きが、両足でステップを踏むように下半身を動かすこと。
アレックス・ノーレン選手は、その特徴が綺麗に出ています。
スイングの始動からフィニッシュまで、ステップを踏むような動きをしています。
トップは
アレックス・ノーレンの切り返し
フェースの向き
アレックス・ノーレン選手は、トップでフェースが少しだけ上を向いています。
ほぼオーソドックスなトップの形です。
右肘の動きも大きい
Bタイプの特徴は、肘を大きく動かしてスイングすること。
アレックス・ノーレン選手は、右肘を大きく動かしてBタイプの特徴が出ているスイングをしています。
B2タイプの選手はトップで肘を大きく上げる(脇が開く)人もいますが、アレックス・ノーレン選手はトップの右肘の開きは最小限にとどめています。
アレックス・ノーレンのインパクト
左手首が左膝前になるAタイプのインパクト
Bタイプのインパクトの特徴は、右手首が右股関節前でむかえること。
アレックス・ノーレン選手は、左手首が左膝前でインパクトをするAタイプの特徴が出ています。
理想的なベタ足インパクト
アレックス・ノーレン選手は、綺麗なベタ足インパクトをしています。
左足で地面を蹴る力とお尻を引く力のバランスが取れている理想的なインパクトです。
アマチュアゴルファーがお手本にしたい理想的なベタ足インパクトです。
アレックス・ノーレンのフィニッシュ
左股関節を支点にして身体を伸ばす
4スタンス理論とは関係ありませんが、アレックス・ノーレン選手は左股関節を支点にして身体を伸ばすフィニッシュを取っています。
オーソドックスなフィニッシュの形です。
フォローは綺麗な逆C字
クロスタイプの特徴は、逆C字のフォローを取ること。
アレックス・ノーレン選手は、綺麗な逆C字のフォローを取っています。
※パラレルタイプは、身体がまっすぐになるI字型のフォローになります。
アレックス・ノーレンのパター
パターのアドレス
アレックス・ノーレン選手は、パターのアドレスもB2タイプの特徴が出ています。
ドライバーからパターまで、同じアドレスを取れています。
アームロックタイプのパター
B2タイプのパターのアドレスは、スタンスを広めにして手首を丹田(へその下)に近づけることです。
アレックス・ノーレン選手は、ほぼB2タイプのアドレスを取っています。
パターの打ち方がアームロック式なので、独特な動きをしているように見えますがB2タイプの特徴が出ている動きです。
アレックス・ノーレンのスイング
アレックス・ノーレン選手のスイングは、ほぼB2タイプの特徴が出たスイングと言えます。
インパクトだけAタイプの特徴が出ていますが、それ以外の動きは理想的なB2タイプのスイングと言えます。
全体的に、B2タイプのアマチュアゴルファーがお手本にしても良いスイングです。
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